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お二人は常に意識されていることはありますか?
検見崎 普段の会話から相手の立場に立って伝えるための言葉を選んで話していますね。
それは利用者様だけでなくスタッフの中でも気をつけていますね。
稲葉 同じ介護業界でも看護師、ケアマネージャー、福祉用具といてると専門分野も別で
その中でもわ分かりづらい言葉も多々あるのであまり専門用語を使わないなど
伝わりやすい言葉を選ぶように気をつけていますね。
お二人の中で意識の共有やすり合わせなどはされてきたのですか?
検見崎 色々と衝突はありましたね。沢山話しましたし、沢山揉めましたね笑
特に従業員への接し方や指導の部分の違いで沢山話しましたね。
ただ利用者様への思いは同じだったので、根気よく話が出来たと思います。
会社のターニングはありましたか?
検見崎 父親から経営面を引き継いだ時に脱プレイヤーを考えました。その時じゃないかなと思います。
考えることが変わってきたというか今までは利用者様のことだけを考えていたのですが、会社のことも考えることの視野に入ってきました。
頭の使い所が変わってきたのを感じましたね。
そのタイミングで会社の体制が整ってきたこともあり変化していきましたね。
稲葉 初めって気になるじゃないですか、現場がちゃんと回ってるのかなとか、、、
でもそこは社長業として考えるところじゃないですと伝えました。
何か問題があったら私から伝えるので社長業に集中してくださいと話しましたね。
検見崎 そうやってくれるので切り替えることが出来ましたね。
会社を大きくしたいという思いは?
検見崎 初めは漠然と会社を大きくしたいと思っただけでしたね。
最近は在り来たりかもしれないですが地域の人達に恩返しじゃないですけど何か役に立ちたいって考えるようになってきましたね。
そういった気持ちは生まれてくるものなのですか?
検見崎 いや笑
生まれてくるもんなんですよ!!
プレイヤーの時は目の前の利用者様のことだけ考えてたんだけど、もう一つ大きな枠組みで社会に貢献したいって思いが出てくるんですよ。
正直なかったですよ最初は笑
でも今はこの地域の方の介護といえばニコニコに来たらって場所になればいいなって思いますね。
それは会社としても個人としても余裕が出てきたのですかね?
検見崎 多分そうだと思います。
初めはがむしゃらに走って、ある時にふと周りを見渡すと
見えてきたみたいな感じだと思います。
識学で勉強したんですが個人は役割があるという意味で会社の歯車であるが
会社は社会の歯車だって話があって本当にそうだなって感じますね。
多分4〜5年前に聞いてても分からなかったと思います。
本当に社会のための一つになりたいな、何が出来るかなと
色んなことを考えるようになってきましたね。
一緒におられて変わってこられたのは感じられましたか?
稲葉 考え方の観点が変化していきましたね。
前までは同じ視点で同じように進んでたのでしたが、社長になられて見えているビジョンが違うなと思うんですよね。
私はやっぱり目の前を見ていて社長はもっと先を見て話しているなって感じますね。
検見崎 従業員が増えるとこの人数でさえ方向性が様々だなと感じるなかで、今後どう会社として方向性を示せれるかを考えています。
しっかりと従業員と共有してより会社がいい方向に進んでいくように頑張りたいなと思います。